宝雲・創刊号含む8冊/昭和7年/「宝雲」の題名は東伏見伯爵閣下の「宝雲抄」に因んだもの・鳥居龍藏・阪谷良之進・服部勝吉・明珍恒男

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	宝雲・創刊号含む8冊/昭和7年/「宝雲」の題名は東伏見伯爵閣下の「宝雲抄」に因んだもの・鳥居龍藏・阪谷良之進・服部勝吉・明珍恒男昭和7年-1集から8集　第二集に割れあり　　部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょう。編輯後記新年おめでたうございます。「宝雲」の題名は東伏見伯爵閣下の「宝雲抄」に因んだもので伯爵の御揮毫をいただき本誌と並々ならぬ因縁から伯爵閣下は御多忙中を八十枚、御覧の如く結構な原稿をいただきました。厚く御礼申し上げます。寄稿家各位、いづれも年末お忙しい中を、而も短時日の間に御書きを願ひまして創刊号を飾ることが出來ましたことはたぐ感謝あるのみです。予定のうち、秋山光夫氏の原稿は頂きましたが、博物館陳列中のため寫眞の撮影が遅れましたので、遺憾ながら、第二册へ廻すことになりました。また田中一松氏の原稿も出來てゐますが、これも次に掲載させて頂きます。創刊號を會津古美術特輯としましたが、まだまだ會津に關する寄稿がありますので、次號や「寶雲消息」第一號に揚載します。今後各地方的の特集を試み、隠れている古美術を紹介したいと思ひます。今年號海寄稿が験へること、一局養喜して居ます。鳥居龍藏氏文學博士。人類學、考古學の権威として古くから知られてみます。研究の意氣旺盛、いまも猶壮者を凌ぐの勢ひで實地に研究に著述に努力されてみます。花見朔已氏　福島縣會津出身。明治二十九年東京帝大國史科卒業帝大史料編纂官、日本大學、早稻田大學講師、綜合日本史大系の「安土桃山時代史」及び日本文化史の「安土桃山時代」等の著述があります。阪谷良之進氏　明治十年東京美術學校建築科卒業後前京都帝大講師、奈良縣技師、京都府技師等。現に文部省技師として特建の修理監督として實際的に名を知られた權威者である。服部勝吉氏　兵庫縣人、大正十四年京都帝大工學部卒業。文部省國寶鑑査官補として特建の調査に活躍されてある。明珍恒男氏　文部省嘱託。美術學校を出られてから新納忠之介を扶けて今日まで奈良美術院の仕事をつじけられてゐます。新納氏と共に國寶修理にはなくてならぬ人で、恐らく同氏ほど國賓の外觀のみならず、内部の細かいところまで調べた人はないでせう。野間?六氏　滋賀縣人。昭和五年東京帝大文學部美術史学科卒業後、美術史研究室副手囑託。帝室博物調査官補として活躍されてるます。お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。表紙傷、小汚れ、小破れ。背表紙小破れ。ページ黄ばみ、しみ。第二集巻頭に割れあり　ややバインド緩し。その他2-3冊ぱらぱらとめくった感じでは、書込み・線引き等見当たりませんが、見落としあればご容赦ください。昭和7年-ですので全体的に経年感はあります。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。1735522

こちらの商品案内は「■@即売くん5.30■」で作成されました。