業物戦国名工〈正吉〉刀海鼠透かし牛裏革巻柄居合刀日本刀抜刀宮本武蔵拵え刀身研磨済

¥22800

(税込) 送料込み

商品の説明

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種別刀

銘文表正吉

刃長 71.5cm
反り 1.8cm
目釘穴 3個
身幅約29mm
重ね約6mm
抜き身重量約760g

＜拵え＞

鞘：黒石目塗り鞘・栗形下げ緒付き

鍔：鉄地肥後海鼠透かし鍔蔓草図象嵌入り

柄：新調牛裏革巻き・鮫皮黒染め

縁頭：鉄地肥後無紋縁頭・柄頭真鍮地しとどめ付き

目貫：銀鍍金真鍮地法具図目貫

切羽：金鍍金銅地切羽3枚

ハバキ：誂え銅地金鍍金一重。

＊購入後、銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要です。

銘「正吉」

戦国期の名工「三原正吉」

三原派は備後国三原（広島県尾道）に居住した一派で、鎌倉末期より室町時代末期に至るまで、実戦刀工集団として繁栄しました。

鎌倉末期から南北朝期の作を古三原と称し、室町時代中期までの物を三原、室町時代後期の物を末三原と称します。

正吉は三原派でも屈指の名工の一人で、本刀は在銘の貴重な一振りです。

本刀は定寸を超えた刃長に、戦国期の古刀特有の小切先に腰反りのきいた、現代刀にはない見応えのある姿です。
戦場刀の趣きを感じたい人には最適な一振りです。

磨り上げられても尚７１.５㎝の刃長があり、元々は相当の長寸刀だったようです。

戦国時代の武将は騎乗での戦いが主であったために、片手斬り、片手突きに有効な、腰反りを効かせた姿に、刺突効果の高い小切先の刀が用いられました。
また、騎乗による速度、重量が斬撃に加味されるため、片手斬り、片手突きでも十分な威力が出たのです。

茎に三つもの目釘孔があります。

「目釘孔の多い古刀に名刀あり」と言われるように、目釘孔が多いということは、戦国時代の戦場から近代まで実戦で多く使用されながら、折れも曲がりもせずに伝えられたことであり、この刀の強靭さを表わしています。

経年研磨による鍛え傷、保管による細かなよごれ等ありますが、近年研磨済みの刀身で、切先まで刃が綺麗に見えています。

三原正吉の刀は業物として知られましたが、実戦刀ゆえに戦国時代に多く消耗された為に、現存する作品が少なく、大変貴重な御刀です。

□注意事項

＊刀掛けは付属しません。

＊落札後はノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルで宜しくお願いします。

＊寸法は精密測定ではないので多少の誤差はご了承ください。

＊古物ですので刀身にわずかなスレやヒケ、よごれ、小疵などある場合がありますので微細な点まで気になる方は入札ご遠慮ください。

＊未鑑定品において銘の真贋については画像でご判断ください。目視で確認はしていますが刀匠、研ぎ師、鑑定士レベルでの刀身の曲がり、刃切れについては分かりかねますのでご了承ください。

（2023年 10月 16日 16時 16分追加）
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